第六話 傭兵部隊(スキマバイト)

お疲れ様です。

 

体調管理も仕事の内と言いますが、外食産業ではスタッフの急な体調不良によるシフトの穴埋めは代わりが見つかれば良いですが、責任者が穴埋めする場合は肉体的にはもちろん精神的にも疲れますよね。(もちろん責任者なので代わりを見つけるため連絡を廻したり、責任者がシフトインするのはしかたない事でもありますが)

 

最近ですがスキマバイトで不足人員を補う事を自身の会社でも利用しています。

 

スキマバイトを利用してみて感じたメリット

 

〇必要な時間、ライン数を当日でも募集することができる。

※急な欠員を埋めれる可能性がある。募集期間は長いほど確保しやすいです。

 

〇時給をその都度設定できる。

※常駐スタッフとの時給差別化、また繁忙時期に高時給に設定して人員確保の反響コントロールがしやすい。

 

〇引き抜き可能である。

※良い人が来た場合は交渉して常駐スタッフとし雇用できる可能性がある。

※当社では求人媒体としての側面もありました。実際に引き抜き多数できました。

 

〇面接が不要なので、採用プロセスが省略できる。

 

〇勤務者のお気に入り登録がある。

※良かった勤務者に優先して次回のオファーを出すことができる。

 

〇勤務者のレビュー機能がある。

※お互いに企業、勤務者にレビュー機能があるのでレビューの評価によっては勤務者をお断りできる。

 

スキマバイトを利用してみて感じたデメリット

 

✖ヤバい人材が当たり前にマッチングする。

※人員不足なのでスキマバイトを利用しているのですが、これだったらいない方が良かったって思う事が多々ありました。メリットに面接が不要とありますが、もし普通に面接したらおそらくどこも採用しないのではないかと思われる人も中にはいました。

※言葉遣いや勤務態度が悪くお客様からクレームを頂いた事があります。

※勤務開始寸前にキャンセルやバックレも普通にあります。

 

✖常駐スタッフからの不満が溜まりやすい。

※特にヤバい人材の場合、常駐スタッフの負担が増大するので一緒に働きたくないというスタッフもいました。

 

✖人件費が高い

※各媒体によって手数料発生違うとは思いますが、基本的に生産性が低い人材に時給+媒体に支払う手数料がかかるので、経費コントロールが難しくなります。

 

総括

人件費が高くつく為、長期の利用はあまりおススメ出来ません。特に営業するのに精一杯の状態の店舗ではスキマバイトでうめるのではなく、常駐スタッフの待遇、職場改善、人員の確保と根本的な改善に取り組んだ方が良いです。売上を取りに行きたい、その為に補助という使い方がベターだと思います。

勝手な感想ですが40代以上の男性でレビューのいいね評価80%以下(20件以上の勤務実績)はほぼほぼ地雷です。お断りした方がいいです。

良くない人材の応募がきても募集期間を長めに設けていれば、一旦お断りするなどをすればある程度外れは引きにくくなるとは思います。あとお気に入り登録を利用したり、引き抜いたりの努力も必要です。