第四 配膳型ドロイド

お疲れ様です。

 

配膳ロボットを使用している外食企業で勤めている方も、これから導入を検討していて提案を考えている方も、理由があり導入できない方も、実際に運用してみた感想と運用前の期待していたギャップなどを書いていきますので良かったら読んでみてください。

 

まずは配膳ロボットとは、外食産業において、DX(デジタルトランスフォーメーション)の一環として注目されているみたいです。

配膳ロボットの導入によって、以下のようなメリットが期待されます。

人手不足の解消: 配膳ロボットの導入によって、人手不足を解消することができます。配膳ロボットが食事を運ぶことで、従業員はオーダー取りや接客などの業務に専念できます。

労働環境の改善: 配膳ロボットの導入によって、労働環境が改善されます。従業員は、配膳ロボットによって食事が運ばれるため、重い荷物を運ぶ必要がなくなります。また、配膳ロボットが食事を運ぶことで、従業員の負担が軽減されます。

顧客満足度の向上: 配膳ロボットの導入によって、顧客満足度が向上することが期待されます。配膳ロボットが食事を運ぶことで、従業員が接客に専念できるため、顧客により良いサービスを提供することができます。

新しい価値の創造: 配膳ロボットの導入によって、新しい価値の創造が期待されます。例えば、配膳ロボットによって、食事を運ぶスピードが向上することで、より多くのお客様を受け入れることができるようになります。 

↑↑↑調べてみるとこういったメリットがあるみたいです。

 

では実際に運用してみた感想ですが、結論から申しますと導入できる店舗では導入した方が良いくらい評判は良いです。※但し過度な期待は要注意です。

 

〇人手不足の解消について

運営している業態や店舗の規模等によりますが、ロボットですべての配膳をまかなうのは難しく感じます。特にスピードが重要な業態では人が運ぶほうが速いです。

ですが、レジやオーダーに呼ばれたり新規入店や料理提供が同時にきた時に料理提供をロボットが担当してくれるのは助かります。忙しい店舗ほどその真価を発揮します。

スタッフの負担軽減には少なからず貢献しています。配膳だけではなくバッシングが必要なテーブルに移動しておけば下げる食器を運んでくれます。実際アルバイトスタッフからの評判も高くスタッフの負担が減るとシフトの稼働率も上がると思います。

 

顧客満足度について

たしかにスタッフの負担を減らして心身の余裕を持たしてあげると、接客や料理についてのクオリティは上がると思います。

 

※別の視点ではありますが、家族連れのお客様、子供に大人気です。またインバウンド需要の高い店舗では外国人観光客からの評判も高く動いている姿の写真を撮っていました。

 

結論

人手不足が解消できるほどの過度な期待は禁物です。あくまで人間の補助であり運用するのもスタッフなので、人手不足の根本的な解決にはならないでしょう。

 

このままだと2030年には労働人口が600万人以上も不足し、真っ先に困るのはサービス業とあります。根本的な待遇見直しやロボットの運用その他IT技術等を利用して今からでも従業員満足度を高めないとますますジリ貧になっていく事が予想されます。

(今勤めている所がまさにジリ貧涙)